
目次
はじめに
春は引っ越しシーズン!新しい家での生活がスタートすると、ワクワクする反面、思わぬトラブルに遭遇することもあります。
その中でも「お湯が出ない!」というトラブルは、特に寒い季節や疲れて帰ってきた夜には深刻な問題です。
「給湯器が壊れた?」「ガスの契約はちゃんとしたのに…」と焦る前に、まずは落ち着いて原因を探りましょう。この記事では、引っ越し後にお湯が出ない理由と、その解決策を詳しく解説します。
引っ越し後にお湯が出ない原因とは?
新居でお湯が出ない場合、主に次のような原因が考えられます。
1. ガスの開栓が済んでいない
電気や水道の手続きは忘れずに行っても、ガスの開栓予約を忘れてしまうことは意外と多いです。ガスは開栓作業が必要で、立ち会いが必要な場合もあるので、引っ越し前にガス会社へ連絡しましょう。
2. 給湯器の電源が入っていない
新居の給湯器は、前の住人や管理会社によって電源がオフになっていることがあります。特に室外に設置されている場合は、コンセントが抜けていることもあるのでチェックしてみましょう。
3. 水道の元栓が閉まっている
水道自体は開いていても、給湯器側の元栓(給湯専用のバルブ)が閉じていることがあります。この場合、お水は出てもお湯が出ないので、給湯器周りのバルブを確認しましょう。
4. 給湯器の設定温度が低すぎる
給湯器の設定温度が低すぎると、お湯が出ないことがあります。引っ越し時にリセットされている可能性もあるので、最低でも40℃以上に設定してみてください。
5. ガスの安全装置が作動している
地震や長期間の未使用により、ガスメーターの安全装置が作動してガスが止まっていることがあります。この場合、メーターのリセットボタンを押すことで復旧することがあります。
自分でできるチェックポイント
お湯が出ない場合は、以下の手順でチェックしてみましょう。
✅ ガスの開栓を確認
🔹 ガス会社へ連絡して開栓作業を依頼する。🔹 開栓には立ち会いが必要な場合もあるため、事前に予約を!
✅ 給湯器の電源をチェック
🔹 給湯器の電源が入っているか確認する。🔹 コンセントが抜けていないかチェック。🔹 リモコンの電源を入れ直す。
✅ 水道の元栓を確認
🔹 給湯器周りの配管に「給湯」と書かれたバルブがあるか確認する。🔹 バルブが閉じていたら開ける。
✅ 温度設定を確認
🔹 給湯器の設定温度を40℃以上にする。
✅ ガスメーターの安全装置をリセット
🔹 メーターのリセットボタンを押して、数分待つ。🔹 リセット後に再びお湯が出るか確認。
それでもダメなら?プロに相談する方法
🔧 ガス会社に連絡
ガス供給に問題がある可能性があるので、契約したガス会社に問い合わせましょう。
🔧 管理会社・大家さんに相談
賃貸物件の場合、管理会社や大家さんに相談すると、修理業者を教えてもらえる、管理会社から業者へ連絡してくれる可能性があります。
🔧 給湯器の修理・交換業者に依頼
給湯器自体の故障が疑われる場合は、専門の修理業者に依頼しましょう。給湯器の寿命は約10~15年なので、古い場合は交換が必要になることも。
まとめ
💡 事前に防ぐためにできること
✅ 引っ越し前にガスの開栓予約をする。
✅ 給湯器の電源・設定を確認する。
✅ 水道やガスの元栓をチェックする。
新生活をスムーズにスタートするためにも、引っ越し前の準備が重要です!
豆知識:引っ越し前にやっておくべき給湯器チェック
🔍 内覧時に確認すべきポイント
給湯器の設置年数(10年以上なら要注意)
リモコンの動作確認(温度設定ができるか)
蛇口からお湯がちゃんと出るか
事前に確認することで、トラブルを未然に防げます!
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