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給湯温度を変えるだけでガス代はどれくらい変わる?

給湯温度とガス代の関係

目次

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はじめに

ガス代が気になるとき、いちばん手軽に触れるのが「給湯温度の設定」です。でも、ここで多いのが 「1〜2℃下げたけど、正直よく分からない…」 という声。

実は、給湯温度の節約効果は “どこで・どんな使い方で” お湯を作っているかで、体感がガラッと変わります。今日は「給湯温度を変えるだけで、ガス代がどれくらい動くのか」を、数字の根拠つきで深掘りします。


1. まず結論:給湯温度を下げると、どれくらい下がる?

結論から言うと、「お湯を“その温度”で作っている量が多いほど、効きます」

たとえば、東京ガスの試算では、お湯の設定温度を42℃→40℃にするだけで約9%の省エネになるケースが示されています(浴槽に180L、20℃の水を沸かす条件)。

つまり、たった2℃で約9%。「え、2℃でそんなに?」と思いますよね。ここが今日の核心です。


2. 「給湯温度を下げても意味ない?」が起きる2つのパターン

温度を下げても請求が変わりにくい人には、よくある原因があります。

パターンA:結局、蛇口で“同じ温度”に調整して使っている

たとえば給湯器を60℃にして、蛇口で水を混ぜて40℃にしていた人が、給湯器を55℃にして、やっぱり蛇口で40℃にする。この場合、理屈の上では「最終的に使った40℃のお湯の量」が同じなら、差が小さくなることがあります(もちろん配管で冷めるムダなどは変わります)。

パターンB:温度を下げたせいで、使用時間や量が増える

「前よりぬるいから、シャワーを長めに…」「追いだきが増えた…」となると、節約どころか逆に増えることも。

なので大事なのは、“設定温度を下げる”=“使うお湯の温度や量もムダなく下げる” までセットにすることです。


3. 1℃でいくら変わるかは“式”で決まる(かんたん版)

難しい話を抜きに、イメージだけ持ってください。

お湯を作るエネルギーは、ざっくりこう決まります。

  • 水の量(L) が多いほど増える

  • 上げる温度差(℃) が大きいほど増える

そして水は、1Lを1℃上げるのに約1kcal必要です。

だから、温度を1℃下げる節約効果は、超ざっくり言うと「あなたが毎日作っているお湯の量 × 1℃分」が減る、ということ。

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4. シーン別:ガス代が変わりやすいのはどこ?

4-1. お風呂(湯はり)は効果が見えやすい

湯はりは「大量のお湯を一気に作る」ので、温度差の影響がダイレクトです。

さっきの例の通り、条件次第では 42℃→40℃で約9%の省エネが見込めます。 これが“温度設定の節約”が効きやすい代表例です。

さらに言うと、湯はりは「毎日やる」「量が多い」家庭ほど、積み上がりで効いてきます。

4-2. シャワーは「温度」より「時間」が効きやすい理由

シャワーは体感温度の好みが強く、温度を下げると「長く浴びてしまう」ことが起きがちです。この場合、1℃下げたはずなのに、1〜2分増えて相殺みたいなことが普通に起きます。

なのでシャワーは、

  • 温度は「下げすぎない」

  • 代わりに「1分短く」「こまめに止める」のほうが成功しやすいです(温度節約より失敗が少ない)。

4-3. キッチン・洗面は「つい高め設定」が落とし穴

意外に多いのが、給湯設定が50〜60℃のまま固定になっていて、洗い物は結局「水で薄めて使う」パターン。

この使い方だと、熱く作って、混ぜて冷ましているので、配管で冷めるロスも出やすくなります。キッチン中心の人は、まず 給湯温度を“使う温度に近づける” だけでムダを削りやすいです。


5. 今日からできる“失敗しない”温度調整のコツ

ここからが実践編です。

コツ1:目標は「40℃前後」を起点に微調整

いきなりガクッと下げるより、まずは1〜2℃。お風呂中心なら「42→40」が効果を感じやすい代表例です。

コツ2:「追いだき」を増やすなら、温度下げは一旦ストップ

追いだきが増えると、節約分が吹き飛びやすいです。家族の入浴間隔が空く家庭は、温度より「フタ」「間隔」「湯量」の工夫が先に効きます。

コツ3:検針票で“m³”を見て、効き方をチェック

ガスは「体積(m³)」で使った量が出ます。一般家庭の都市ガス使用量の平均として、年間約340m³・月あたり30m³前後という目安も紹介されています。 温度を変えたら、金額だけでなく m³が落ちたかを見ると答えが早いです。

コツ4:プロパン(LP)は効果が“金額で”見えやすい

LPガスは単価が高めなことが多く、平均目安として 1m³あたり約715円という情報もあります。 同じm³を減らせた場合、都市ガスより「円」で見たときのインパクトが出やすいです。


まとめ

  • 給湯温度を下げると、お湯を作るエネルギーが減る(水は1L・1℃で約1kcal)

  • 特にお風呂の湯はりは効果が出やすく、条件によっては 42℃→40℃で約9%の省エネも示されています

  • 一方でシャワーは、温度を下げたせいで時間が伸びると相殺しやすい

  • 成功のコツは「温度を下げる」だけで終わらせず、使い方(湯量・時間・追いだき)までセットで整えること


豆知識:給湯器の「温度設定」と「混ぜ方」でムダが変わる

給湯器の設定温度が高いほど、蛇口で水を混ぜる量が増えます。このとき、配管の中に「熱いお湯」が待機している時間が長いほど、じわじわ冷めてムダになりやすいんです。

つまり、節約上手な人ほど、“必要以上に熱く作らない” → “混ぜて冷ますムダを減らす”という発想で設定温度を決めています。


FAQ(よくある質問)

Q1. 給湯器の寿命はどれくらい?

一般に「10年前後」が交換検討の目安として語られることが多いですが、設置環境・使用頻度・水質で前後します。異音、温度ムラ、エラー頻発が出たら早めに点検相談がおすすめです。

Q2. 給湯器の交換費用の相場は?

機種(追いだき有無・号数・設置状況)で幅があります。金額だけでなく「今の使い方に合っている号数か」「省エネ型か」も含めて見積比較が安心です。

Q3. 何℃に設定するのがベスト?

多くの家庭では40℃前後を起点に、季節・家族の好みに合わせて微調整が現実的です。冬は無理に下げすぎない方が、結果的に追いだき増で損しにくいです。

Q4. 給湯温度を下げると、お湯が出るのが遅くなる?

基本的に「遅くなる」というより、体感として「熱さが立ち上がりにくい」と感じる人がいます。配管が長い家は、まずキッチン・洗面など“使用頻度が高い場所”から調整すると失敗しにくいです。

Q5. 都市ガスとLPガス、どっちが節約効果が出やすい?

同じm³を減らせた場合、LPの方が単価が高めなことが多く、円の差として見えやすい傾向があります(目安として1m³あたり約715円という情報もあります)。


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