給湯温度を変えるだけでガス代はどれくらい変わる?
- amenixweb
- 3 日前
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目次
シーン別:ガス代が変わりやすいのはどこ? 5-1. お風呂(湯はり)は効果が見えやすい 5-2. シャワーは「温度」より「時間」が効きやすい理由 5-3. キッチン・洗面は「つい高め設定」が落とし穴
はじめに
ガス代が気になるとき、いちばん手軽に触れるのが「給湯温度の設定」です。でも、ここで多いのが 「1〜2℃下げたけど、正直よく分からない…」 という声。
実は、給湯温度の節約効果は “どこで・どんな使い方で” お湯を作っているかで、体感がガラッと変わります。今日は「給湯温度を変えるだけで、ガス代がどれくらい動くのか」を、数字の根拠つきで深掘りします。
1. まず結論:給湯温度を下げると、どれくらい下がる?
結論から言うと、「お湯を“その温度”で作っている量が多いほど、効きます」。
たとえば、東京ガスの試算では、お湯の設定温度を42℃→40℃にするだけで約9%の省エネになるケースが示されています(浴槽に180L、20℃の水を沸かす条件)。
つまり、たった2℃で約9%。「え、2℃でそんなに?」と思いますよね。ここが今日の核心です。
2. 「給湯温度を下げても意味ない?」が起きる2つのパターン
温度を下げても請求が変わりにくい人には、よくある原因があります。
パターンA:結局、蛇口で“同じ温度”に調整して使っている
たとえば給湯器を60℃にして、蛇口で水を混ぜて40℃にしていた人が、給湯器を55℃にして、やっぱり蛇口で40℃にする。この場合、理屈の上では「最終的に使った40℃のお湯の量」が同じなら、差が小さくなることがあります(もちろん配管で冷めるムダなどは変わります)。
パターンB:温度を下げたせいで、使用時間や量が増える
「前よりぬるいから、シャワーを長めに…」「追いだきが増えた…」となると、節約どころか逆に増えることも。
なので大事なのは、“設定温度を下げる”=“使うお湯の温度や量もムダなく下げる” までセットにすることです。
3. 1℃でいくら変わるかは“式”で決まる(かんたん版)
難しい話を抜きに、イメージだけ持ってください。
お湯を作るエネルギーは、ざっくりこう決まります。
水の量(L) が多いほど増える
上げる温度差(℃) が大きいほど増える
そして水は、1Lを1℃上げるのに約1kcal必要です。
だから、温度を1℃下げる節約効果は、超ざっくり言うと「あなたが毎日作っているお湯の量 × 1℃分」が減る、ということ。
4. シーン別:ガス代が変わりやすいのはどこ?
4-1. お風呂(湯はり)は効果が見えやすい
湯はりは「大量のお湯を一気に作る」ので、温度差の影響がダイレクトです。
さっきの例の通り、条件次第では 42℃→40℃で約9%の省エネが見込めます。 これが“温度設定の節約”が効きやすい代表例です。
さらに言うと、湯はりは「毎日やる」「量が多い」家庭ほど、積み上がりで効いてきます。
4-2. シャワーは「温度」より「時間」が効きやすい理由
シャワーは体感温度の好みが強く、温度を下げると「長く浴びてしまう」ことが起きがちです。この場合、1℃下げたはずなのに、1〜2分増えて相殺みたいなことが普通に起きます。
なのでシャワーは、
温度は「下げすぎない」
代わりに「1分短く」「こまめに止める」のほうが成功しやすいです(温度節約より失敗が少ない)。
4-3. キッチン・洗面は「つい高め設定」が落とし穴
意外に多いのが、給湯設定が50〜60℃のまま固定になっていて、洗い物は結局「水で薄めて使う」パターン。
この使い方だと、熱く作って、混ぜて冷ましているので、配管で冷めるロスも出やすくなります。キッチン中心の人は、まず 給湯温度を“使う温度に近づける” だけでムダを削りやすいです。
5. 今日からできる“失敗しない”温度調整のコツ
ここからが実践編です。
コツ1:目標は「40℃前後」を起点に微調整
いきなりガクッと下げるより、まずは1〜2℃。お風呂中心なら「42→40」が効果を感じやすい代表例です。
コツ2:「追いだき」を増やすなら、温度下げは一旦ストップ
追いだきが増えると、節約分が吹き飛びやすいです。家族の入浴間隔が空く家庭は、温度より「フタ」「間隔」「湯量」の工夫が先に効きます。
コツ3:検針票で“m³”を見て、効き方をチェック
ガスは「体積(m³)」で使った量が出ます。一般家庭の都市ガス使用量の平均として、年間約340m³・月あたり30m³前後という目安も紹介されています。 温度を変えたら、金額だけでなく m³が落ちたかを見ると答えが早いです。
コツ4:プロパン(LP)は効果が“金額で”見えやすい
LPガスは単価が高めなことが多く、平均目安として 1m³あたり約715円という情報もあります。 同じm³を減らせた場合、都市ガスより「円」で見たときのインパクトが出やすいです。
まとめ
給湯温度を下げると、お湯を作るエネルギーが減る(水は1L・1℃で約1kcal)
特にお風呂の湯はりは効果が出やすく、条件によっては 42℃→40℃で約9%の省エネも示されています
一方でシャワーは、温度を下げたせいで時間が伸びると相殺しやすい
成功のコツは「温度を下げる」だけで終わらせず、使い方(湯量・時間・追いだき)までセットで整えること
豆知識:給湯器の「温度設定」と「混ぜ方」でムダが変わる
給湯器の設定温度が高いほど、蛇口で水を混ぜる量が増えます。このとき、配管の中に「熱いお湯」が待機している時間が長いほど、じわじわ冷めてムダになりやすいんです。
つまり、節約上手な人ほど、“必要以上に熱く作らない” → “混ぜて冷ますムダを減らす”という発想で設定温度を決めています。
FAQ(よくある質問)
Q1. 給湯器の寿命はどれくらい?
一般に「10年前後」が交換検討の目安として語られることが多いですが、設置環境・使用頻度・水質で前後します。異音、温度ムラ、エラー頻発が出たら早めに点検相談がおすすめです。
Q2. 給湯器の交換費用の相場は?
機種(追いだき有無・号数・設置状況)で幅があります。金額だけでなく「今の使い方に合っている号数か」「省エネ型か」も含めて見積比較が安心です。
Q3. 何℃に設定するのがベスト?
多くの家庭では40℃前後を起点に、季節・家族の好みに合わせて微調整が現実的です。冬は無理に下げすぎない方が、結果的に追いだき増で損しにくいです。
Q4. 給湯温度を下げると、お湯が出るのが遅くなる?
基本的に「遅くなる」というより、体感として「熱さが立ち上がりにくい」と感じる人がいます。配管が長い家は、まずキッチン・洗面など“使用頻度が高い場所”から調整すると失敗しにくいです。
Q5. 都市ガスとLPガス、どっちが節約効果が出やすい?
同じm³を減らせた場合、LPの方が単価が高めなことが多く、円の差として見えやすい傾向があります(目安として1m³あたり約715円という情報もあります)。









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