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「給湯器に井戸水は使えるの?知らないと危険なポイント」

更新日:9月5日

給湯器に井戸水を使うリスク

目次

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1. はじめに

井戸水を生活に活かしているご家庭も多いかと思います。でも、「給湯器にも使えるのかな?」と考えたことはありませんか?実は、井戸水には思わぬトラブルの原因が潜んでいます。この記事では、安全に安心してお湯を使うために知っておきたいポイントを解説します。


2. 給湯器に井戸水は使えるの?

結論から言うと、基本的に給湯器には水道水を使うことを想定しているため、井戸水は適していません。 多くのメーカーの取扱説明書にも「井戸水・地下水・温泉水は使用しないでください」という注意書きがあります。


3. 井戸水使用のリスクとは?① 腐食の危険

井戸水にはカルシウムや鉄分など、ミネラルが豊富に含まれています。特に銅製の配管では、それらによって腐食が進みやすく、給湯器の内部が錆びたり破損したりする危険があります。腐食が進行すると、水漏れや重大な故障に発展する可能性もあり、非常に危険です。


4. 井戸水使用のリスクとは?② 詰まり・故障のリスク

井戸水に含まれるカルシウムやマンガン、その他の細かな物質が配管やフィルターに蓄積し、時間の経過とともに固まって詰まり、正常な水の流れを妨げることがあります。定期的なメンテナンスやフィルター交換が必要ですが、手間やコストも考慮しなければなりません。


5. 井戸水対応の給湯器を選ぶポイント

それでも井戸水を使いたい場合は、「井戸水対応」または「耐硬水仕様」と明記された給湯器を選ぶことが大前提です。主な特徴として:

  • 配管や内部部品にステンレスや腐食に強い素材を用いている

  • メーカーが耐井戸水性能を明示している

また、大手メーカーでも対応品を扱うことがあり、それぞれの商品仕様をよく確認することが大切です。

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6. 「井戸水対応」でも注意すべき点

  • 保証対象外のケースもある:井戸水が原因の故障は、たとえ対応品でも保証されないことがあります。

  • 水質に応じた制限があるケースも:メーカーによっては一定の水質基準が設定されていて、基準外では使用を禁止していることもあります。

  • パッキンやゴム部品の劣化:金属部分が耐性があっても、ゴムパッキンなどは井戸水の影響で劣化しやすく、水漏れに繋がることもあります。

  • 価格や調達の難しさ:対応品は受注生産となり、一般品よりも高価で、入手に時間がかかるケースも多いです。


7. 給湯器選びのまとめ

項目

内容

給湯器は基本的に井戸水用ではない

多くは水道水仕様で、井戸水はトラブルの原因となる

主なリスク

腐食・詰まり・部品の劣化

対策

井戸水対応品を選び、定期的メンテナンスと水質検査を実施する

注意点

保証条件、水質基準、価格・納期、ゴム部品の劣化等を事前確認


8. 豆知識

「井戸水対応給湯器」は、配管などにステンレスなど腐食に強い素材を使っていて、“耐硬水仕様”とも呼ばれます。カタログで「井戸水対応」や「地下水対応」「耐硬水仕様」といった表記があるかどうか、チェックしてみてくださいね。

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