ガス代が下がらない理由は使い方？エコジョーズを最大限活かすコツ
- amenixweb
- 3 日前
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目次
2-1. エコジョーズの仕組み
2-2. “使い方”によるムダの発生ポイント
3-1. お風呂での節約ポイント
3-2. キッチンでの節約ポイント
3-3. 給湯器の設定・メンテナンス
はじめに
「エコジョーズにしたのにガス代が下がらない…」そんな声は少なくありません。
実は、エコジョーズ（高効率ガス給湯器）は“使い方のクセ”や“設定”によって本来の省エネ効果がうまく発揮されないことがあります。
この記事では、ガス代が下がらない理由は何か、そしてエコジョーズを最大限に活かすコツをわかりやすく解説します。読み終わる頃には、今日からできる節約テクニックがしっかり身につきますよ！
ガス代が下がらない主な理由
2-1. エコジョーズの仕組みを簡単に
エコジョーズは排気熱（はいきねつ：燃焼時に捨てていた熱）を再利用し、お湯をつくる効率を上げる給湯器です。これによりガス使用量を約13〜15％削減できると言われています。
しかし！
効率は良くても、使い方が昔と同じままだとガス代は思ったほど下がりません。
2-2. “使い方”でムダが出やすいポイント
① お風呂の追い焚きが多い
追い焚き（ぬるくなった湯を温め直す）はガスを多く使います。特に冬場は温度差が大きく、使用量も増加。
② シャワー時間が長い
1分間に約12〜13Lのお湯が出るため、5分長くなるだけで大きなムダになります。
③ 熱すぎる温度設定のまま使っている
例えば、設定温度を「42℃」に固定している家庭は多いですが、季節によっては「40℃」で十分なことも。
④ 給湯器が古い・フィルターが汚れている
エコジョーズでも、10年以上使用していると効率は落ちていきます。また、フィルターの汚れは性能低下の原因に。
今日からできる！エコジョーズ節約テクニック
3-1. お風呂での節約ポイント
● 追い焚きを減らす「ふろふた作戦」
・入浴後はすぐにフタを閉めて熱を逃さない・入り直す場合は「保温機能」より短時間で済む「追い焚き」を最小限に
● お湯張りは“必要量だけ”にする
浴槽に入る人数が少ない日はお湯を少なめにしてムダを減らす。
3-2. キッチンでの節約ポイント
● 食器洗いは“ため洗い”が基本
流しっぱなしはシャワー以上にガス使用量が増えます。
● お湯の温度設定を下げる
食器洗いなら37〜38℃でも十分なことが多いです。
3-3. 給湯器の設定・メンテナンス
● 季節で温度設定を変える
夏：38〜40℃冬：40〜42℃“固定温度”はムダの元。
● フィルター掃除は3ヶ月に1回がおすすめ
汚れは燃費に直結します。
● 給湯器が10年以上なら交換検討
古いほど効率が落ち、エコジョーズの本領も発揮されません。
ガス代が高くなる“隠れ原因”
・給湯器本体の故障予兆（温度が安定しない 等）・ガスコンロの劣化で必要以上に火力が上がっている・水道水の温度が低い（冬場はお湯を作るのにガスを多く使う）・家族構成の変化（子どものシャワー時間が長い など）
実は“生活スタイルの変化”もガス代増加の大きな要因です。
まとめ
エコジョーズの省エネ効果を最大限活かすポイントは「使い方の見直し」と「適切なメンテナンス」。
特に効果が大きいのは次の3つです。
追い焚きを減らす
シャワー時間を短くする
こまめに温度設定を調整する
今日からできるものばかりなので、ぜひ試してみてください！
よくある質問（FAQ）
Q1. エコジョーズの寿命は？
A：一般的に 10〜15年 が目安です。
Q2. ガス代を最も節約できるポイントは？
A：お風呂の 追い焚き回数を減らすこと が最も効果大。
Q3. エコジョーズにするとガス代はどれくらい下がる？
A：平均で 13〜15％ほど とされていますが、使い方で前後します。
Q4. 室内リモコンの温度設定はこまめに変えた方がいい？
A：はい。季節に合わせて変更すると無駄なガス使用を抑えられます。
豆知識：エコジョーズの“お湯の戻り湯”って？
エコジョーズは、使ったお湯の熱を再利用するため、**ドレン水（れんすい：排気熱を回収してできる水）**が出ます。
これが「戻り湯」と呼ばれる仕組みの一部で、実はこの再利用こそがエコジョーズの節約力を支えています。
