ガス代が高いのは“給湯器の設定”が原因!? 今すぐできる見直しポイント
- amenixweb
- 1 日前
- 読了時間: 3分

目次
温度設定を適切に
用途ごとの温度使い分け
「つけっぱなし」は必ずしもNGじゃない
はじめに
「最近ガス代が高くなった気がする…」「使う量は変わっていないはずなのに請求が増えた」そんなお悩み、実は多くの方が抱えています。じつはその原因、“給湯器の設定”にあるケースがとても多いんです。
この記事では、ガス代が高くなる仕組みから、今日から実践できる見直しポイントまで、わかりやすく解説します。
なぜガス代が高くなるのか?給湯器の「設定」の落とし穴
ガス代の約半分〜7割は「お湯を沸かすこと」が占めると言われています。つまり、給湯器の使い方=ガス代に直結するということ。
特に注意すべきは「設定温度」。設定温度が高いほど、お湯をつくるために多くのガスを使うため、同じ使用量でもガス代が跳ね上がってしまいます。
例:
50〜60℃ → ガスの消費量がかなり多い
38〜42℃ → 生活に必要十分な温度でガス代も節約
ちょっとした温度設定の差で、年間数千円〜1万円以上の差が出ることもあります。
具体的な見直しポイント
① 温度設定を“適切な温度”に下げる
給湯器の初期設定では50℃以上になっていることが多いですが、普段の生活でそこまで高温が必要な場面は限られています。
おすすめ設定温度の目安
シャワー:38〜40℃
お風呂:40〜41℃
キッチン(洗い物):38〜40℃
2℃下げるだけでもガス使用量はしっかり減るため、すぐに効果が出やすいポイントです。
② 用途ごとに温度を使い分ける
お風呂は40℃前後で快適でも、キッチンでの手洗いや食器洗いにはそんなに高温は必要ありません。
用途ごとに温度を変えることで、無駄なガス消費を防げます。特にキッチンは使用頻度が高いので効果が出やすいです。
③ 「つけっぱなし」は実はガス代に直結しない(ただし注意)
給湯器の電源を入れっぱなしにしていても、お湯を使っていない間はガスを燃焼していません。
つまり、電源つけっぱなし = ガス代が上がるというのは誤解です。
ただし注意点として…
古い給湯器だと効率が落ち、少ない使用でもガスを多く使う
給湯器内部の部品劣化で燃焼効率が下がる
10年以上使っているとガス代が上がりやすくなる
というケースもありますので、年数が経っている場合は点検や交換検討もおすすめです。
こんなときは給湯器や使い方をチェック
ガス代が突然高くなった
以前よりお湯の温度が安定しない
シャワーの温度調整が極端に難しい
給湯器が10年以上経っている
家族が増えてお湯使用量が増えた
こうした”変化”は、給湯器の設定見直しや点検が必要なサイン。ガス代が高いときは、まず設定温度と使用環境を確認してみてください。
まとめ
ガス代が高いと感じたら、まず注目してほしいのが給湯器の設定温度。温度が高いほどガスを使うため、ほんの数℃の差で大きな節約につながります。
温度設定を下げる
用途ごとに温度を変える
給湯器が古い場合は点検を
この3つを意識するだけで、ガス代はしっかり変わってきます。今日からぜひ試してみてください。
豆知識:さらに節約できる裏ワザ
「お風呂の残り湯」で洗濯すると、水道代だけでなく、ガス代を使うお風呂の湯量も節約できます。また、シャワーヘッドを”節水タイプ”に変えると、使うお湯の量が減るのでガス代も同時に下がります。











コメント