給湯器エラーコード10選と安心対策ガイド
- amenixweb
- 8月20日
- 読了時間: 3分

目次
はじめに
ある朝、お湯が出なくて「どうしよう…!」と焦った経験、ありませんか?給湯器のエラーコードは「故障」ではなく、機器からの大切なお知らせ。まずは原因を知って冷静に対処できるよう、このガイドを作りました。
よくある給湯器エラーコード10選とその対処
以下は、よく表示される代表的なコードと対処法です。リモコン表示を見たら、まずこの表をチェック!
エラーコード | 原因の可能性 | 自分で試せる対処法 |
111 点火不良 | ガス元栓が閉、給水不足、燃焼部故障 | ガス・水の元栓を確認、他のガス機器チェック、リセット操作 |
121 途中消火 | 排気不良、不完全燃焼 | 排気口まわりの掃除、換気の確保、リセット |
140 過熱保護作動 | 機器内部の過熱、凍結、循環不良 | 機器冷却、循環確認、リセット |
290 中和器異常(エコジョーズ) | 排水詰まり、中和器劣化 | 排水経路チェック、早めに業者相談 |
610 ファンモーター異常 | モーター故障、排気詰まり | 排気・給気口確認、リセット |
710 電装基板異常 | 基板故障、漏水、落雷サージ | ブレーカー確認、リセット後も改善せずなら業者へ |
760 リモコン通信異常 | ケーブル断線、接続不良 | 接続確認、改善なければ業者へ |
888 点検時期お知らせ | 使用10年経過のサイン | 点検や交換を検討すべき時期 |
999 機器内部異常 | 複数部位故障、安全装置作動 | 電源オフ、安全に業者へ連絡 |
その他(例:14) 不完全燃焼防止 | 火が消えず遮断安全装置作動 | 換気とリセット、頻発時は点検 |
自分でできる確認&リセット手順
「まずこれをチェック!」の基本ステップを紹介
リモコンに表示されたエラーコードをメモする
ガス元栓・給水栓が開いているか確認
リモコンまたは本体で「リセット操作」
「運転停止 → リセット長押し」や、電源プラグ抜き差しで実行
排気口・給気口の詰まりチェック
冬場は配管の凍結対策を(ぬるま湯で優しく解凍)
点検・修理・交換を検討するタイミング
リセットしても改善しない
同じエラーがしつこく出る
ファンや基板など、内部部品の故障が疑われる
使用開始から10年以上(888表示)
こうした場合は、迷わず「ガス器具の匠」に相談を。
まとめ
給湯器のエラーコードは「ヘルプサイン」。焦らず順にチェック。
まずできるのは:ガス・水元栓、リセット、排気口の確認。
繰り返すフォームや重大なエラーは専門家に相談!
10年使用で点検表示が出たら、安全のためにも検討を。
豆知識:長持ちメンテ小ワザ
冬場は配管が凍らないよう、浴槽に少量のお湯を残すことで予防に。
排気口外の葉っぱやホコリ除去は意外と効果大!特に春秋など季節の移り変わり時はこまめなチェックを。
FAQ(よくある質問)
Q1. エラーがすぐ消えるけど大丈夫?→ 一時的な表示の可能性も。頻繁に出るようなら原因確認が必要です。
Q2. リセットした後すぐに使っても大丈夫?→ はい。ただし表示が消えない、または改善しない場合は使用を控え、業者へ。
Q3. 給湯器の寿命は?交換時の目安は?→ 一般に10〜15年が寿命の目安。888表示などが出たら次の10年に備えて相談を。










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