給湯器リモコンに表示されるエラーコードの意味と対処法:主婦のための安心ガイド
- amenixweb
- 6月27日
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目次
はじめに
毎日の生活に欠かせない給湯器。突然リモコンに見慣れない数字や記号が表示されると、不安になりますよね。この記事では、主婦の皆さんが安心して対処できるよう、給湯器のエラーコードの意味と対処法をわかりやすく解説します。
エラーコードとは?
給湯器のリモコンに表示されるエラーコードは、機器に何らかの異常や故障が発生した際に表示される数字や記号です。このコードを確認することで、故障の原因や問題の箇所をある程度特定できます。
よくあるエラーコードと対処法
点火不良系(110・111・121)
110 / 111:点火不良
原因:ガス供給停止、給排気口の詰まり、部品の劣化など。
対処法:ガス栓やガスメーターの確認、リセット操作、給排気口の確認。改善しない場合は専門業者へ連絡。
121:燃焼中の失火
原因:ガス供給不安定、給排気不良、長時間の連続使用など。
対処法:リセット操作、ガス栓の確認、給排気口の確認。頻発する場合は専門業者へ連絡。
過熱・高温系(140・200)
140:過熱防止装置作動
原因:熱交換器の詰まり、バーナーの異常燃焼など。
対処法:全蛇口を閉じてリモコンをOFFにし、本体が冷えるのを待ってから再度ONにする。改善しない場合は専門業者へ連絡。
200:燃焼異常、缶体過熱
原因:給湯器内部の水循環不良、ガス弁の故障など。
対処法:直ちに使用を中止し、電源プラグを抜く。専門業者へ連絡。
水制御・循環系(032・632)
032:浴槽排水栓の閉め忘れ
原因:排水栓の未閉鎖、循環アダプターフィルターの詰まりなど。
対処法:排水栓の確認・閉め直し、リセット後再試行。改善しない場合は専門業者へ連絡。
632:ふろ循環異常
原因:浴槽の湯量不足、循環アダプターフィルターの詰まりなど。
対処法:湯量の補充、リセット後再試行、循環アダプターフィルターの清掃。改善しない場合は専門業者へ連絡。
通信・電子制御系(710・760)
710:電装ユニット異常
原因:電装基板の故障、接続不良など。
対処法:リセット操作。改善しない場合は専門業者へ連絡。
760:リモコンの通信異常
原因:配線の断線、リモコン本体の故障など。
対処法:リセット操作。改善しない場合は専門業者へ連絡。
点検・寿命系(888・920)
888:点検時期お知らせ表示
原因:給湯器の使用開始から一定期間経過。
対処法:使用は可能だが、メーカーや専門業者による点検を推奨。
920:中和器寿命予告表示
原因:エコジョーズの中和器の中和剤消耗。
対処法:早めに専門業者に中和器の交換を依頼。
エラー発生時の基本対応手順
エラーコードをメモする:リモコンに表示されたエラーコードを控えましょう。
取扱説明書を確認する:エラーコードの意味と対処法が記載されています。
リセット操作を試す:リモコンの電源を一度OFFにし、再度ONにしてみましょう。
改善しない場合は専門業者へ連絡:無理に使用を続けず、専門の業者に相談しましょう。
まとめ
給湯器のエラーコードは、故障のサインだけでなく、点検やメンテナンスの時期を知らせる大切な情報です。日々の生活を快適に過ごすためにも、エラーコードの意味を理解し、適切に対処することが重要です。
豆知識:給湯器を長持ちさせるコツ
給湯器の周りに物を置かない:排気口を塞がないようにしましょう。
入浴剤に注意する:配管を傷める成分が含まれていないか確認しましょう。
水を利用するときは水側の栓を開ける:お湯側の配管に冷水を流さないようにしましょう。
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